くくり罠猟の醍醐味なかなか女性には理解してもらえない事が多いでしょうが、狩猟採集生活をしていた 縄文時代の昔から現代に至るまで、男には狩猟本能というものがあります。 狩猟本能は現代的に言うと、射幸心という言葉で表現され、何かを獲得した時の強い快感 (幸福感)が忘れられなくてのめり込んでしまう、そんな本能です。 人によってはその射幸心をパチンコやスロット、麻雀やテレビゲーム、スマートフォンの ゲーム等で満たしているようです。 それとは別に、可愛い彼女をゲットしたり、欲しい車等を買ったりするのも射幸心を満たす 事につながるのでしょう。 ちなみに私はギャンブルは一切しませんし、そもそもパチンコ店等の大音量に耐えられません。 ではそんな私がどのようにして射幸心を満たしているのかと言いますと、本当に根本的な 縄文時代そのままの「狩猟」をすることによって満たしているのです。 狩猟の中でも私がやっているのは、くくり罠という地面に埋めてエモノに踏ませて足を括る タイプの罠を使い、猟をします。 方法としては、まず山の中をフィールドワークしながらエモノの痕跡(ふんや足跡)を探し まわります。 次に、なるべく新しい足跡がたくさんついた、通り道のようになっているところを特定 します。これがケモノ道と呼ばれる道です。 ケモノ道を見つけたら、近くにワイヤーを括るなるべく太い樹木があって、道が狭くなって いる場所を探します。 こちらにとって都合の良い場所を見つけたら、そこに罠を埋めて毎日見回ります。 エモノの動きを読み、イメージを膨らませて、ある日本当にエモノがかかっていた時の面白 さは格別で、私の射幸心を満たしてくれます。 |